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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第44章 第十六話 【睡蓮】 弐
 吉原を出た市兵衛一行は途中で駕籠を降り、徒歩(かち)になった。そこから歩いて京屋に戻ろうというわけだが、材木町に差し掛かった時、災難が突然、市兵衛に降りかかった。
 それは、ひっそりとした人気のない川沿いの道であった。通りかかった市兵衛向って、道の傍に並んでいた材木数本が同時に倒れてきたのだ。市兵衛はすぐに京屋に連れ帰られたが、頭に材木が直撃し、意識不明の状態がずっと続いているという。
 続いて瓦版は、氷と異名を取ったほどの凄腕の男のこれまでの経歴を実に劇的、かつ無責任に書き立てていた。
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