この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第12章 第五話 【夏霧】  其の壱
 それがお彩と自分の恋を指しているのだと判り、お彩の頬がうっすらと染まった。
 そんなお彩を眩しげに見つめ、伊瀬次は肩をすくめる。
「何があったのかは知らねえが、おきみさんが出ていったのはもう三年も前の話だ。お彩ちゃんには一切拘わりのねえことだ、お前がくよくよすることはねえ」
 お彩は伊勢次の言葉に頷いてみせたけれど―、他人さまのことだからと割り切ることばできそうにもない。
 その中(うち)、店はますます大勢の客でごった返してきて、伊瀬次との話もそこで終わりとなった。
/1605ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ