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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第2章 第一話-其の弐-
「伊勢次さん、この間はありがとう」
 お彩が顔を輝かせて礼を言っても、伊勢次はいっかな聞いている様子はない。
「今日は仕事が早じまいになったから、久しぶりに『花がすみ』に来られると思ってきたんだけどさ」
 伊勢次はいつもの彼らしくなく興奮した面持ちでまくしたてる。お彩は笑った。
「あのお人もこの店のお馴染みさんなの。と言っても、たまに思い出したようにふらりとお見えになるくらいだけどね」
 そんなお彩に、伊勢次は苛立ったように声を大きくした。
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