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ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第13章 第五話 【夏霧】  其の弐
 おきみは何も言わず、頭を垂れて喜六郎が差し出した風呂敷包みを押し頂いた。
 夏霧が立ちこめる中、旅装束のおきみが承平の手を引いて歩き出す。その小脇には喜六郎の弁当がしっかりと抱えられていた。
 二人の姿がどんどん遠ざかってゆく。直に白い海の中に母子の姿は呑み込まれて見えなくなった。


       (第五話 【夏霧】了    次から第六話へ)
 
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