この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ、あなたに逢いたくて~心花【こころばな】~
第2章 第一話-其の弐-
 お彩は唇を噛んで、家の腰高障子を力一杯開けた。
「お彩」
 伊八が弾かれたように振り向いた。
「留守の間に勝手に入って悪かったな」
 伊八が済まなさそうに言う。お彩は低い声で言った。
「帰って」
「お彩―」
 伊八の眼には深い懊悩と哀しみが揺れていた。
「お前に話があって来たんだ」
「帰ってよ。私は、おとっつぁんに話なんかないわ。顔も見たくない」
 遠慮がちに言う父親に、にべもなく突っぱねる。
/1605ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ