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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



「ごめん乃亜、とりあえず私の部屋まで

案内してくれると嬉しいんだけど…」


『お安い御用です。行きましょう』


乃亜と月は立ち上がって

乃亜の部屋を後にした


そして廊下に出てほんの少し歩いた先で

遠くから何かが聞こえた


『ーーる……じょ…ま!!』


月は瞬時に、声のする方へ向いた

乃亜も声に気づき、月と同じ方へ向く


遠すぎて何を言ってるのか

聞き取れないけど、

間違いなく怜の声だと月は確信した





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