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金木犀と悪魔な執事
第8章 気づいた自分の気持ち?



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「ごちそうさまでした」


月は怜が部屋に用意してくれた

昼食を食べ終え、両手を合わせた



『あ、まだ終わりではないですよ』


そう言うと怜は

食事を持ってきたワゴンから

もうひと皿出して月の前に置く


どうやら、デザートみたい


白くて、一見生クリームの

かたまりのように見える


皿の上にブルーベリーのソースが

上品にかかっていて、

見た目はとても美味しそう



「怜、これ何?」

わくわくしながら怜に聞く




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