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金木犀と悪魔な執事
第9章 料理対決開催!!
ーーーぽんぽん
「ーーーっ!」
いつの間にかドライヤーを離していた
怜の暖かくて大きい手が、
月の頭を優しく撫でる
『月お嬢様なら大丈夫です。
お嬢様は1人ではありません。
私が傍に居ます。それにーー
…お嬢様は、私の自慢のお嬢様です。
胸を張って、自信を持ってやれば、
必ず成功するはずです』
怜はそう言いながら、
何度も優しく撫でてくれて、
最後に頭のてっぺんにキスを落とす
さっきまで不安だった気持ちが
嘘みたいに一瞬で晴れた