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金木犀と悪魔な執事
第9章 料理対決開催!!
怜の体温が暖かくて、心地いい……
月はだんだん肩の力が
抜けてきた事に気づき、
そこで初めて自分が
力んでいた事を知った
『月お嬢様なら出来ます……
大丈夫です……自分を信じて下さい!』
「……怜が応援してくれるから大丈夫。
本当にありがとう、怜」
怜から離れると
月はすぅ……と深呼吸をする
「よしっ!!
怜、行ってきます!!」
『いってらっしゃいませ!』
月は扉の奥へと消えていった
『頑張ってください……月お嬢様』
怜は月を見送ると
急いで観覧席に向かった
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