この作品は18歳未満閲覧禁止です
金木犀と悪魔な執事
第4章 〜怜〜
外から入り込む朝日が顔に当たり
意識が戻ってきて、
まだ起きたくない...
と布団でもぞもぞ動いていた
ーーーコンコン
『朝です、月お嬢様。失礼しますね』
扉の向こうから聞こえた怜の声に
昨夜の行為を思い出し、
私はガバッと飛び起きた
『クスッ…おはようございます。
昨夜はよく眠れましたか?』
「はっ、はい、大丈夫......
って、えっ!?」
自分は昨夜、服を脱がされたまま
眠ってしまったはずなのに
しっかり部屋着を着ている