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金木犀と悪魔な執事
第5章 〜乃亜〜



結局、午前中は乃亜が
マッサージをしてくれたので、
ずっと部屋に居た


乃亜のマッサージは無駄がなく、

的確に私のツボを押さえ

羽が生えたのでは?

って思うくらい体が軽く感じた


昼食も部屋で済まし、

乃亜が用意してくれたミルクティーで

ホッと一息ついていた時だった


「やっぱり少し動きたいなぁ…」


小さな声だったので

乃亜には聞こえていないと思った





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