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Memory of Night 番外編
第5章 美少女メイドを捕まえろ!

「俺が参加するのは午後だから、それまで捕まらずに逃げ切ってね。そうじゃないとつまらないし。……一日でも宵が他の子のものになるのは我慢できないから」

 言いながら晃は口元に笑みを乗せたが、目はまったく笑っていない。
 宵は晃のマジな顔に、軽く身震いする。
 透かし見える真剣さが怖いくらいだ。
 日曜日の文化祭は、十時開会、十七時閉会。そのあと参加自由の後夜祭もあるらしいけれど、文化祭は一応七時間ということになっている。
 そのため、コスプレ鬼ごっこは途中一時間の昼休憩を挟んで、午前と午後の部に分けられるのだ。それに合わせて参加者も二つに分けられる。
 参加者の一人がメイドを捕まえればその時点で鬼ごっこは終了となるけれど、午前と午後では別の参加者でゲームが行われるため、多くて二回捕まってしまう可能性がある。そのために景品は二つ用意したのだという。

「俺と、温泉旅行どっちか選べって言われたら、普通に温泉旅行取るだろうけどな」
「あれペアで行くやつでしょ? 君のファンの子なら、君と一緒に行きたがるんじゃないの?」
「……そんな景品の貰い方ってありかよ?」
「知らないけど」
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