この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 番外編
第5章 美少女メイドを捕まえろ!

 そして、もう一つ面倒な理由。家庭科室は特別教室などが多くある北校舎の三階の、一番奥にあった。焼きそばを売る屋台とは随分離れているため、行くだけで時間がかかってしまうのだ。

(せめて材料を集める場所、もうちょっと近くに確保してくれたら助かるんだけどなぁ)

 明は肩をげんなり落としつつ、階段を上る。北校舎には、ほとんど人気がなかった。こちらの校舎の教室も、一応文化祭では使われている。けれど出し物というよりは展示物が中心なので、あまり人は集まらないらしかった。
 明はようやく三階へとたどり着き、目的の家庭科室へと向かう。
 家庭科室には、多少人がいるだろうか。野菜を切ったり下ごしらえをしたり、家庭科室で簡単な調理などをすることは一応許可されている。けれどもスペースや道具があまりないので、明のクラスでは屋台の中で調理することにしていた。
 家庭科室の中にはやはり何人か人がいるらしく、ドアの窓から人影が見えた。かすかにだが話し声もする。
 明もさっさと材料を取って戻ろうと、家庭科室のドアに手をかけた時。
/311ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ