この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貴方にジャンキー
第2章 再会2
ホテルを後にして、学校に向かう。


「お兄ちゃんは、また施設に戻るの?」


兄の顔を覗きこむと 兄は肯定も否定もせずに私の頭をクシャクシャっとする。

「あー!もう、せっかく整えたのに!」


「心配すんな。お前は、学生生活をしっかり楽しめっ!」


「じゃ、俺は電車で行くから。学校までは1人で行けるな?」

「え?徹に会わないの?!」

「何で、男に会いに行かなきゃならねぇ。しかも、可愛い妹の憎き恋相手に。(笑)」

「ふふふっ♪徹なら、泣いて抱きつくかもよ♪」

「うぇぇ・・。俺は、お袋さんの方に挨拶に行ってくるよ。」

「そっか。」


「笑顔でやれよ。」

「はい。」
兄に敬礼して、別れる。

兄の後ろ姿に不安を感じて叫ぶ。
「お兄ちゃんも!無理しないでねっ!!」


振り返らず、手をヒラヒラと振る兄を見送る。
『生きて・・』
/204ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ