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貴方にジャンキー
第2章 再会2
ホテルを後にして、学校に向かう。
「お兄ちゃんは、また施設に戻るの?」
兄の顔を覗きこむと 兄は肯定も否定もせずに私の頭をクシャクシャっとする。
「あー!もう、せっかく整えたのに!」
「心配すんな。お前は、学生生活をしっかり楽しめっ!」
「じゃ、俺は電車で行くから。学校までは1人で行けるな?」
「え?徹に会わないの?!」
「何で、男に会いに行かなきゃならねぇ。しかも、可愛い妹の憎き恋相手に。(笑)」
「ふふふっ♪徹なら、泣いて抱きつくかもよ♪」
「うぇぇ・・。俺は、お袋さんの方に挨拶に行ってくるよ。」
「そっか。」
「笑顔でやれよ。」
「はい。」
兄に敬礼して、別れる。
兄の後ろ姿に不安を感じて叫ぶ。
「お兄ちゃんも!無理しないでねっ!!」
振り返らず、手をヒラヒラと振る兄を見送る。
『生きて・・』
「お兄ちゃんは、また施設に戻るの?」
兄の顔を覗きこむと 兄は肯定も否定もせずに私の頭をクシャクシャっとする。
「あー!もう、せっかく整えたのに!」
「心配すんな。お前は、学生生活をしっかり楽しめっ!」
「じゃ、俺は電車で行くから。学校までは1人で行けるな?」
「え?徹に会わないの?!」
「何で、男に会いに行かなきゃならねぇ。しかも、可愛い妹の憎き恋相手に。(笑)」
「ふふふっ♪徹なら、泣いて抱きつくかもよ♪」
「うぇぇ・・。俺は、お袋さんの方に挨拶に行ってくるよ。」
「そっか。」
「笑顔でやれよ。」
「はい。」
兄に敬礼して、別れる。
兄の後ろ姿に不安を感じて叫ぶ。
「お兄ちゃんも!無理しないでねっ!!」
振り返らず、手をヒラヒラと振る兄を見送る。
『生きて・・』