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貴方にジャンキー
第12章 金色の週末
朝、頬の鈍い痛みで目覚めた。
『そうだった・・昨日、綾部君に・・』
徹に翻弄されて、すっかり忘れてた。
忘れてたっ?!
凄いな。この人は。
隣で寝息をたてて眠っている徹の頬を撫でる。
「愛してるよ。徹。」
そっとおでこにキスをして、ベッドからすり抜けた。
自分の部屋に戻り、着替えると スマホが鳴った。
「はいはーい。美紅?」
『理子!ごめんねっ!!私が・・私が一緒に行っていれば・・ひっく・・うぅ・・・』
「泣かないで。澤に聞いたの?」
『うん。昨日・・』
「私、さっきまで忘れてたのよ。」
『えぇぇ?!』
徹に 助けてもらったこと。仲直りしたことをかいつまんで話した。
『そっか。そっか!良かっね。幸せなんだね。』
涙声の美紅の声が優しく響いた。
「うん。ありがと。美紅。」
澤の心遣いに感謝だ。
きっと連休明けは、何事もなく学校が始まるんだろうな。
『そうだった・・昨日、綾部君に・・』
徹に翻弄されて、すっかり忘れてた。
忘れてたっ?!
凄いな。この人は。
隣で寝息をたてて眠っている徹の頬を撫でる。
「愛してるよ。徹。」
そっとおでこにキスをして、ベッドからすり抜けた。
自分の部屋に戻り、着替えると スマホが鳴った。
「はいはーい。美紅?」
『理子!ごめんねっ!!私が・・私が一緒に行っていれば・・ひっく・・うぅ・・・』
「泣かないで。澤に聞いたの?」
『うん。昨日・・』
「私、さっきまで忘れてたのよ。」
『えぇぇ?!』
徹に 助けてもらったこと。仲直りしたことをかいつまんで話した。
『そっか。そっか!良かっね。幸せなんだね。』
涙声の美紅の声が優しく響いた。
「うん。ありがと。美紅。」
澤の心遣いに感謝だ。
きっと連休明けは、何事もなく学校が始まるんだろうな。