この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
貴方にジャンキー
第12章 金色の週末
ガタッガタッ
徹の部屋から物音がした。
起きたのかな?と思ったのもつかの間!
バタン!バタバタ・・ガチャ!
徹が私の部屋へ飛び込んできた。
しかも
素っ裸のままで。
「いた・・」
へなへなとその場にしゃがみこむ。
あまりに可笑しくて、思わず吹き出しちゃった。
「お前、急に居なくなるなよ・・また・・・」
また???
「また、俺の中から消えたのかと・・」
「ふふ♪消えないように気を付けるね♪」
「そうしてくれ。」
「ね。徹。明日からはバイト入ってるけど、今日まで休みなんだ。久しぶりにデートしようよ。」
徹は私の頭をくしゃっと撫でた。
「よしっ!理子の好きなとこ行こう!」
「わぁい♪」
「でも、その前に飯っ!昨日は夕飯食べ損ねて、腹減って目が覚めたよ。」
なぁんだ。私のぬくもりが消えて、目覚めたんじゃないのね。ちぇっ♪
「朝御飯作って待ってるよ♪」
頬はまだ少し痛いけど、心は痛くない。
私は幸せだ。
お兄ちゃん。幸せだよ。
徹の部屋から物音がした。
起きたのかな?と思ったのもつかの間!
バタン!バタバタ・・ガチャ!
徹が私の部屋へ飛び込んできた。
しかも
素っ裸のままで。
「いた・・」
へなへなとその場にしゃがみこむ。
あまりに可笑しくて、思わず吹き出しちゃった。
「お前、急に居なくなるなよ・・また・・・」
また???
「また、俺の中から消えたのかと・・」
「ふふ♪消えないように気を付けるね♪」
「そうしてくれ。」
「ね。徹。明日からはバイト入ってるけど、今日まで休みなんだ。久しぶりにデートしようよ。」
徹は私の頭をくしゃっと撫でた。
「よしっ!理子の好きなとこ行こう!」
「わぁい♪」
「でも、その前に飯っ!昨日は夕飯食べ損ねて、腹減って目が覚めたよ。」
なぁんだ。私のぬくもりが消えて、目覚めたんじゃないのね。ちぇっ♪
「朝御飯作って待ってるよ♪」
頬はまだ少し痛いけど、心は痛くない。
私は幸せだ。
お兄ちゃん。幸せだよ。