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貴方にジャンキー
第13章 久しぶりのデート
「や・・やだ。やだやだ!!お願い!いやっ!」

アイマスクをかけたとたん、理子が泣き叫びだした。

「理子?」

「た・・助けて。いやだ!やあぁぁっ!」


「理子!」

慌ててアイマスクを外すが、混乱が止まらない。

「うわぁぁん!やめてぇっ!とって!」

「理子!俺だ!徹だよ。分かるか?」

「と、徹・・そうだ。違う。」


理子??


「ごめん。取り乱したね。もう、大丈夫。」


大丈夫??
何が起こった??
何があったんだ?


まだ涙に濡れる理子をそっと抱き寄せた。


「徹・・ごめんね。大好きよ・・」


そのまま、理子は眠りについてしまった。



そっと手錠を外し、寝かせるも 自分の混乱がおさまらない。

理子が取り乱すなんて滅多にない。いつだって、ふふっと微笑んで余裕な顔するんだ。


何かが起こってる!


頭をフル回転させるも、今日は色んなことがありすぎて・・睡魔に勝てない・・・。
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