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貴方にジャンキー
第18章 泡沫
家には、本当に山のようなお土産があった。

「あんまり買いすぎると朝倉の目が光ってたから、荷物にならないようにアクセサリーとか小物系が多いんだけど。」


「すっごい。可愛い・・!!」


目がキラキラするくらいのガラス玉や石の数々。


可愛い沖縄系の植物が入ったTシャツも。


「これは、安藤からね。とメッセージ入りだった。」



『色違いのTシャツ買ったの♪夏になったら、これきてパジャマパーティーしようね(ハート)』



「で。これが澤から。」

渡されたのは、塩黒糖??

「ん!黒糖なのに塩だぁ!美味しい!癖になる♪」
「だろぉ?俺も気に入って、自分の買っちゃった。」



「美紅と澤にメールしなきゃ。」

「元気になったって言えば、喜ぶよ。」

「あー・・私も一緒にお土産選びたかったなぁ~~!楽しそう~!悔しい~~。」

「また、皆で行こう。二人でも良いけど♪」

「ダブルデートも良いね♪」

「まったく、あいつらには驚いたなぁ。」

「ホントホント。びっくりして熱出ちゃったよ♪あはは♪」



急に徹の顔が目の前に来た。



ちゅっ・・・と軽いキスをした。



「2日目の夜。元気無かったから。良かった。元気になって。体調悪かったのに、気付いてやれなくてごめんな。」


私は言葉にならなくて 必死に頭を振った。


「ううん!違う。徹のせいじゃないよ。こっちこそ、ごめん。気を遣わせちゃって!」



「沖縄・・楽しかったか?」

「楽しかったよ♪すっごく。」

「じゃあ、いいやっ!」

「きゃあっ?!ふぅ・・ンっ・・」




徹に押し倒されて、甘い甘いキス。




「俺。かなり おあずけ食ってんの。」
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