この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貴方にジャンキー
第20章 車内痴情
「理子ぉぉ!!」

「美紅!!」


「じゃあ、俺も学校行くっスわ。」

「ありがとう。トシ君・・」

「ありがとうは、俺の方ですよ♪今日の数学完璧★」

「ふふふ♪会えて良かった。本当に。」

「徹さん、なかなか会わせてくれないっすもん。大事にされてますよ。」

「ふふ♪あんまり、ヤンチャしちゃダメだよ。」

手をフリフリしながら、去っていく後輩。
そして、息を切らしながら走ってくる親友。


「ふはぁ・・久々走った~~!!理子、大丈夫?あれから、何もされてない?」

「ん。後輩とたまたま出会ってね。守ってくれた♪」

「ほほー!良いヤツじゃん♪あ。これこれ。」

「ごめんねぇ。こんなの頼んじゃって・・」

「良いって!早く履いておいで。」

「うん。本当にありがとう。」



トイレでパンツを履く・・前に、男子たちにやられて ぐしょぐしょだったところを拭く。
無理やり指を入れられ、突き上げられてたせいで 軽く血が混じる。


『スカートが短すぎるのかなぁ・・』


買ってきてもらったパンツを履くと個室を出て鏡の前に立つ。


「ひどい顔・・」

目の周りがグチャグチャでパンダになってる。
これじゃあ、美紅もトシも心配になるはずだ。
しっかりしなきゃ。
徹にバレないように。

化粧を直し、パチンと頬を叩いて気合を入れる。

「よっし!可愛くなったぞ♪」


「お待たせ!」

「ん。少しは元気出た?」

「ふふ♪うん!美紅のおかげよ♪」

「どうってことないよー。電車賃分、今度 パフェでも奢ってよ。」

「了解でっす!」

「よろしい。では、補習へ向かうであります。」

「はっ!お気をつけて!」

「理子がそれを言うな!」

「あはは♪」


美紅を見送り、私も予定通り、本屋へ向かった。




お兄ちゃん。私の周りは、素敵な人たちで溢れてるよ・・。
/204ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ