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貴方にジャンキー
第21章 先輩
朝、目覚めたら。
とっくに理子は居なかった。
昨夜、午後イチの古典の補習だけ出るって言ったからか?
いつもなら 起こしてくれるのに。
何だか目覚めの悪い朝だった。
時間は―――8時になろうとしていた。
ダイニングテーブルには、サラダとオムレツ。
『帰りに学校寄るから、一緒に帰ろうね』とメモ付。
「こんなこと言われたら、頑張らないわけにはいかんなー。」
トースターでパンを焼き始めたら、携帯が鳴りだした。
「あー?朝から、トシ?珍しいな。あいつが早起きなんて。」
とっくに理子は居なかった。
昨夜、午後イチの古典の補習だけ出るって言ったからか?
いつもなら 起こしてくれるのに。
何だか目覚めの悪い朝だった。
時間は―――8時になろうとしていた。
ダイニングテーブルには、サラダとオムレツ。
『帰りに学校寄るから、一緒に帰ろうね』とメモ付。
「こんなこと言われたら、頑張らないわけにはいかんなー。」
トースターでパンを焼き始めたら、携帯が鳴りだした。
「あー?朝から、トシ?珍しいな。あいつが早起きなんて。」