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貴方にジャンキー
第21章 先輩
「ぅはようござーやす。予約してあった、講習室の鍵借りま~す。」
「おぉ。南波!今、酒井が来ててお前に『レッスンつけてやる』って言って鍵持ってったぞ。」
「酒井先輩が?」
「夏休みで帰省したついでに、古典の講師頼んだんだよ。」
マヂか・・。
「部屋替えしたいんスけど。」
「この時期に空いてると思うか?一応、進学校だぞ。ここ。」
「ですよね~~・・」
1年前の自分を呪いたくなるね。
酒井あかり先輩は、理子が居なくなって俺に告白してきた奇特な人だ。
「好きなだけ抱けば良いよ」という甘い言葉につられて、何度か理子に言えないようなこともした。
・・・が、なぜ今頃になって現れるのか。
携帯勝手に変更して怒ってるのか?
でも、怒られるような関係でもなかったように思うし・・。
京大生の先輩に、勉強教えて貰えるのはチャンスかもしれないが よりによって講習室であかり先輩と二人きりは・・ヤバい気がする。
どうやって追い出すか。
そうこう考えてるうちに、問題の講習室前。
意を決して扉を開ける。
「遅いッ!!」
「すんません!」
思わず謝ってしまった・・!!
「あっはー♪久しぶり。とおる君♪」
ショートボブの茶髪に、ネイビーの膝上丈のタイトスカートのスーツ。
それが、知的な印象よりもエロく見えるのは
ブラウスのボタンが第二まで外れてるためか・・
黒のピンヒールの靴のせいか・・
はたまた、俺の妄想が膨らんでるせいなのか・・・・
「おぉ。南波!今、酒井が来ててお前に『レッスンつけてやる』って言って鍵持ってったぞ。」
「酒井先輩が?」
「夏休みで帰省したついでに、古典の講師頼んだんだよ。」
マヂか・・。
「部屋替えしたいんスけど。」
「この時期に空いてると思うか?一応、進学校だぞ。ここ。」
「ですよね~~・・」
1年前の自分を呪いたくなるね。
酒井あかり先輩は、理子が居なくなって俺に告白してきた奇特な人だ。
「好きなだけ抱けば良いよ」という甘い言葉につられて、何度か理子に言えないようなこともした。
・・・が、なぜ今頃になって現れるのか。
携帯勝手に変更して怒ってるのか?
でも、怒られるような関係でもなかったように思うし・・。
京大生の先輩に、勉強教えて貰えるのはチャンスかもしれないが よりによって講習室であかり先輩と二人きりは・・ヤバい気がする。
どうやって追い出すか。
そうこう考えてるうちに、問題の講習室前。
意を決して扉を開ける。
「遅いッ!!」
「すんません!」
思わず謝ってしまった・・!!
「あっはー♪久しぶり。とおる君♪」
ショートボブの茶髪に、ネイビーの膝上丈のタイトスカートのスーツ。
それが、知的な印象よりもエロく見えるのは
ブラウスのボタンが第二まで外れてるためか・・
黒のピンヒールの靴のせいか・・
はたまた、俺の妄想が膨らんでるせいなのか・・・・