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貴方にジャンキー
第6章 近付きたいのに
徹の家・・・。
久しぶり。
1年前、徹と別れるその日もココに寄った。
それ以来。
ピンポーーーン・・・・。
「はーい♪」
家の中から元気な声。
「理子ちゃぁん!待ってたよん♪」
「オバ様ッ♪♪♪」
玄関を飛び出して、私に抱き付いてきてくれた。
ほんのり、徹と同じ匂いがする・・♪
「もぉ。インターホンなんて要らないよ。今日から、貴女の家でもあるんだから♪」
「ありがとうございます♪」
「徹と一緒じゃなかったの?」
「あれ?先に帰ったはずなんですが・・・」
「まぁた、寄り道してるね・・!よし!居ない間に夕飯の支度しちゃおッ!」
「頑張ります!」
その後、夕飯の支度をしながら、学校であったこと、徹の気持ちが読めないことなんかを相談しながら 徹の帰りを待った。
気さくな徹の母親は、付き合ってる頃から一番の私の理解者だ♪♪♪
お兄ちゃんは、私を甘やかすばっかりだけど オバ様はちゃんと徹目線からのアドバイスもしてくれて 本当に助かる。
「とりあえず、まずは胃袋キャッチ作戦よ(ハート)」