この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
◯◯に行ってきました!(仮)
第5章 Cutting life
「当時私は、終電を逃すことが多くて、カプセルホテル生活に近かった。まともに帰るのは週末くらいだったかな。たまに終電で帰ることがあっても、もう寝ているだろう家族を起こしたら悪いと夫婦の寝室は分けてあった。妻は朝には帰って来ていたから、夜中まさか家にいないなんて思いもしなかった。
後から話し合った時に聞いたら、最初は平日の昼間、隆行が学校に行っている間だけだったのが、徐々に、隆行が寝てから夜中家を空けるようになり、夕方食事を作って家を開けるようになり、しまいには食事の支度もせず、隆行が5年生になる頃には、千円札を1枚テーブルに置いて出掛けるようになり、それも置き忘れることがあったと。隆行は何も言わず、用意された食事を食べて過ごし、金があるときはそれで弁当を買い、でも、その釣りをプールしておくことはしなかった。毎回あるものだと思っていたから、弁当を買って余った金はお菓子やマンガを買ったと言っていた。そして金がなかった時、初めて困って、万引きをしたと。でも初回は捕まらず、味を占めたらしい。そこからエスカレートして常習犯にならなかったことだけは、本当によかったと思ったが、返して言えば、もっと早くに隆行が補導されていれば、長期間辛い思いをさせることもなかったのかもしれないな。」
/122ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ