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◯◯に行ってきました!(仮)
第1章 湯けむり温泉紀行
「あ、北川さん!!」

混浴場の脱衣所で、谷口とはちあわせた。

「おぅ」

谷口は俺の隣の脱衣籠に自分の丹前をポイと入れると、そのまま浴衣を脱いだ。

ちっこい割に胸や肩はほどほどに筋肉がついていて、なかなかいい身体してやがる…着痩せすんだな…と思ったら、パンツも一気に脱いだ。

男の身体なんて一切興味ないが…
思わず目を疑うサイズ感。この体格、で、アレ…どこ間違ったらああなるんだ?
高校生じゃあるまいし、ナニのデカさなんぞ比べる歳でもないが…何だろう、この云われのない敗北感…てか通常時でアレって…勃ったらどんなコトになんだ?
と思わずアレコレ考えてしまう。と、そこに、谷口が俺の分まで茶色い袋のようなものを持ってきた。

「北川さん、コレが湯浴み着みたいですよ。」

デカい巾着袋のように見えたそれは筒状で、紐は腰の部分を絞るためについているのだった。

たぶん綿素材だとは思うけど、ゴワゴワしててパッと見はズダ袋だ。俺もさっさと浴衣を脱いでその湯浴み着をつける。
今まで自分のサイズにコンプレックスを感じたこともないし、こういった温泉なんかで前を隠して歩く、なんてことはしないタチだが…谷口のを見てしまうとちょっと気後れする。
谷口と会ったのが大浴場でなく混浴場で、この湯浴み着があってよかった、とちょっと思った。
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