この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
エブリデイ
第2章 五度目の訪問

 両目が不自由な私が、社会で暮らしていくのは簡単なことではない。

 それでも、応援し支えてくれる人はいて。

 家族、友人、そして――彼、だ。


「俺、君と一緒に歩きたい。ゆっくりでも、いいからさ」


 それは付き合う前に、彼が私に言ってくれた言葉。とても大切な言葉――。

 けれど、今の私はそれに反して、少しだけ急ごうとしてる。


 不慣れで闇雲な、私からの深まろうとしたキスが、その表れだった。

 それを、終えて。


「きゅ、急に――どう、して?」


 言葉に驚きを滲ませる彼に、私は言った。


「今夜は、もっと……一緒に、いてください」

/254ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ