この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜舞うあの日のままで
第15章 悠の帰郷
 挨拶を交わした後、真奈美が勢い込んで言う。

「明日から、そっちに行くよ~ん」

「ああ、帰省するのか」

 素っ気なく言う悠に、真奈美が言った。

「つれないリアクションだなぁ~」

 悠は苦笑する。

「だって、つい最近まで、毎日のように顔を合わせてただろ。9月後半からはまた会うわけだし」

「それはそうだけど、楽しく遊びたいじゃん。あさってにはそっちに到着するから、どこか1日でもいいし、予定を空けておいてね。そちらの都合に合わせるから」

「相変わらず、唐突だな。まぁ、1日くらいならいいけども」

 いつも通り、真奈美のペースに気(け)おされる悠。

 その後のおしゃべりでも、それは変わらなかった。




/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ