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桜舞うあの日のままで
第15章 悠の帰郷
 僅かな沈黙の後、真奈美が再び口を開いた。

「でも、ホントに……私ほど、悠のことを想ってる女はいないって自信があるから。悠がそばにいてくれるなら、私はもう何も要らない。私にできることなら何でもするし、私が悠のことを心の底から愛してるってことだけは、信じて」

「うん、信じる。ありがとう」

 深く頷いて言う悠。

 真奈美は、「信じてもらえた」と理解して、さらに言う。

「今日はお見舞いに来てくれて、本当にありがとう。水まで買ってもらっちゃって……。男の人に、あまり優しくされたことがないから、少し感動しちゃった」

「大げさだなぁ。真奈美の親父さんって、厳しいのか?」

「いないの。うち、母子家庭だったから」




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