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桜舞うあの日のままで
第4章 悠の部屋にて……
 風香が笑顔で言った。

「カラオケ、行こうよ。お母さんへの挨拶なら、また今度でも別にいいでしょ」

「まぁ、それもそっか。俺、しょっちゅう、風香の家にこうして上がりこんでるからな。じゃあ、行くか」

「うん」

 こうして、二人は身支度を整えた後、カラオケへと向かった。




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