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第14章 ブタ鞄

学校と云う名前の野蛮、且つ非文明的悪夢の世界に赴く、未開の地で誰を味方として誰を敵と想定するのやら、その判断を間違えると毒饅頭喰わされるハメに陥り兼ねない、華純ちゃんは凛として美しい見た目とは裏腹に相当淫乱娘である、しかし、詳細な事は控えさせて頂くけれど、泥土に咲く蓮の花のように心根は清らかな清流に根を下ろしてイノセントであると信じる、悪い噂の絶えない彼女の親友であり続けると誓ったけれど今は元の他人同士に戻った、私に刃物で刺された芋之助は反撃の機会を伺っている敵と見て間違いない、隙を見せると私の鞄の中にバレーボールを詰めてブタ鞄にしていた、事実だから仕方ない、奴は私の鞄にバレーボールを詰めて何事か成し得たような満足気な表情を浮かべていた、奴は一体何を考えているのやら、ブタ鞄、、何て日だ、「今日は敬老の日だから実家にケーロー」「じゃおつかれさん」Σ(。゜Д゜)(し)(∋△∈。)チャイムの音、教室の床と椅子の擦れる戦慄的な音、そして一日が終わろうとしてた。続く(･。)(っ)トコトコ。