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どうか、私を愛してください。
第6章 禁断の扉
「子供ができたら……誠二さんの子でもあるので認めてもらいたいです。」



「いや、しかしその子は誠一の子として――」



「わかっています。戸籍は誠一さんの子だとしても血は……誠二さんの子です。その時は認めてあげてください。よろしくお願いします!」



いつの間にか、お願いをしているのはお義父さんじゃなくて私になっていた。
立場が逆転してしまったけど
でも、これでいい。
紗英さんだって……きっと誠二さんのことを気にしているはずだ。



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