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どうか、私を愛してください。
第6章 禁断の扉
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最初は誠一に気持ちがあるくせに
誠一に頼まれたからって俺に抱かれている美緒の神経がわからなかかった。
愛する男のために
愛する男の弟に抱かれる。
抱いても抱いても考えているのは兄さんのことばかり
それが面白くなくて――
俺のことも見てほしくて…感じてほしくて。
だけど看病の時に子供のことは関係なく口づけしてくれたこと
親父に俺のことを認めてほしいって言ってくれたことが
何よりも嬉しくて……
美緒の優しくて包み込んでくれるそんなところに誠一が惹かれたのもわかる。
でも、誠一の……兄さんの“妻”だ。
俺がどんなに望んでも
美緒は“兄さんの妻”で子供も“兄さんの子供”で俺の子供ではない。
誠一に頼まれたからって俺に抱かれている美緒の神経がわからなかかった。
愛する男のために
愛する男の弟に抱かれる。
抱いても抱いても考えているのは兄さんのことばかり
それが面白くなくて――
俺のことも見てほしくて…感じてほしくて。
だけど看病の時に子供のことは関係なく口づけしてくれたこと
親父に俺のことを認めてほしいって言ってくれたことが
何よりも嬉しくて……
美緒の優しくて包み込んでくれるそんなところに誠一が惹かれたのもわかる。
でも、誠一の……兄さんの“妻”だ。
俺がどんなに望んでも
美緒は“兄さんの妻”で子供も“兄さんの子供”で俺の子供ではない。
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