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第2章 お願い、縛って……

「やめてっ……！」


強く捕まえられている手、割って体重をかけられているからバタつくことしかできない脚


「うっ……ンンッ……」


唯一抵抗できていた口も誠二さんの口で塞がれてしまった


「んんーー！！！」



入ってきた舌を思いっきり噛みたかった。
だけど、空いている冷たい片手がスルリと下半身のほうに伸びてきて、下着の上から指でなぞられた瞬間自分がこんな場面なのに濡れていることがわかると力がでなかった。



「もう濡れてるよ。こんなに嫌がっているくせに。カラダは正直だ。」


「……うぅぅッ……」



こんな自分が大嫌い。
誠一さんにも顔向けできない……
それならもういっそーー