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どうか、私を愛してください。
第28章 離れられない2人
「ありがとう……ありがとう、円花。そして、ごめんな……」
「うん……うん……分かっているよ、誠二……」
好き、とは言えなかった。
誠二へのこの思いに
名前をつけることができなかったから。
1つだけ言えることがあるとすれば
誠二のことは大切に思っている。
誠二の看病をするはずが、誠二に頭を撫でられて
それが心地よくてそのまま寝てしまった。
誠二……愛する人に自分の思いを
ちゃんと生きているうちに伝えないといけないよ。
残された日が分かっていた私たち夫婦だって
伝えたいこと伝えあったはずなのに
まだまだ足りなかったよ。
たった5日間しか一緒に過ごしていないあなたたちは
きっともっと伝えたいことあるはずだよ?
お披露目会、誠二の体調はよくて
周りの人も誰も気づかないだろう。
難病指定の病気だなんて……
お義父さん、お義母さん、お義兄さんは
上品な方たちという見た目だけど
まさか、跡取りがほしいがために
誠二に子供をつくってくれなんて頼むなんて……
誰も思わないだろう。
そして、美緒さんも……
当時は愛してもいない人に抱かれて子供を産むなんて……
誠二だってそう……
義姉を苦しそうな目で見つめている。
この部屋にいるみんなおかしい、狂っている。
「美緒、大丈夫か?」
「え…?」
美緒さんがワインを結構飲んでいたけど
酔っぱらってしまったようだ。
美緒さんもこの部屋の空気に飲まずにはいられなくなったのかもしれない。
「うん……うん……分かっているよ、誠二……」
好き、とは言えなかった。
誠二へのこの思いに
名前をつけることができなかったから。
1つだけ言えることがあるとすれば
誠二のことは大切に思っている。
誠二の看病をするはずが、誠二に頭を撫でられて
それが心地よくてそのまま寝てしまった。
誠二……愛する人に自分の思いを
ちゃんと生きているうちに伝えないといけないよ。
残された日が分かっていた私たち夫婦だって
伝えたいこと伝えあったはずなのに
まだまだ足りなかったよ。
たった5日間しか一緒に過ごしていないあなたたちは
きっともっと伝えたいことあるはずだよ?
お披露目会、誠二の体調はよくて
周りの人も誰も気づかないだろう。
難病指定の病気だなんて……
お義父さん、お義母さん、お義兄さんは
上品な方たちという見た目だけど
まさか、跡取りがほしいがために
誠二に子供をつくってくれなんて頼むなんて……
誰も思わないだろう。
そして、美緒さんも……
当時は愛してもいない人に抱かれて子供を産むなんて……
誠二だってそう……
義姉を苦しそうな目で見つめている。
この部屋にいるみんなおかしい、狂っている。
「美緒、大丈夫か?」
「え…?」
美緒さんがワインを結構飲んでいたけど
酔っぱらってしまったようだ。
美緒さんもこの部屋の空気に飲まずにはいられなくなったのかもしれない。

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