この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
どうか、私を愛してください。
第30章 秘密。
「円花さん…」
「誠二本人のことが好きなのか、パートナーと重ね合わせているのか……」
「わかるよ、そのきもちは……」
「紗英さんって美緒さんにそっくりなんでしょ?誠二から聞きました。初めて会ったときは心臓が止まったって……」
「見た目はそっくりだよ。でも――」
「美緒さんには凛とした強さがあるんでしょ?」
「あぁ……」
「だから、離れていても、もう会えないかもしれないと思っても思い続けたんでしょうね。私なら……近くにいる優しい人に甘えたくなるもの。」
「誠二には伝えていないのか、自分の気持ち……」
「……自分の気持ちがハッキリとわからないって言ったけど、きっとたぶん誠二のことが好きなのよ。だからこそ言えないのよ。」
「後悔してもか?」
「私はね、誠二に生きてほしくて日本についてきたの。誠二を日本に連れてこないほうが後悔したと思う。」
「え…?」
「誠二は…呼吸器を嫌がっているけど私はやっぱりつけてほしい。つけて、生きてほしい。もちろん誠二の人生だから私なんかが止めれるわけがない。誠二の、美緒さんへの思いを聞いたら絶対会わせてあげたいって思ったの。美緒さんなら、誠二は変わるんじゃないかって……」
「あの二人の強い絆なら……か。」
「誠二が医師にALSって言われたとき何て言ったと思う?」
「……美緒に会いたいとか?」
「これで苦しまなくて済むって言ったわ。今まで誠二はずっと生き地獄だったの。人生で愛した二人の女性は誠一さんの妻で、ずっとずっと苦しかった。だから美緒さんにも自分を諦めてもらおうと……会ったら無理なくせに。」
「誠二本人のことが好きなのか、パートナーと重ね合わせているのか……」
「わかるよ、そのきもちは……」
「紗英さんって美緒さんにそっくりなんでしょ?誠二から聞きました。初めて会ったときは心臓が止まったって……」
「見た目はそっくりだよ。でも――」
「美緒さんには凛とした強さがあるんでしょ?」
「あぁ……」
「だから、離れていても、もう会えないかもしれないと思っても思い続けたんでしょうね。私なら……近くにいる優しい人に甘えたくなるもの。」
「誠二には伝えていないのか、自分の気持ち……」
「……自分の気持ちがハッキリとわからないって言ったけど、きっとたぶん誠二のことが好きなのよ。だからこそ言えないのよ。」
「後悔してもか?」
「私はね、誠二に生きてほしくて日本についてきたの。誠二を日本に連れてこないほうが後悔したと思う。」
「え…?」
「誠二は…呼吸器を嫌がっているけど私はやっぱりつけてほしい。つけて、生きてほしい。もちろん誠二の人生だから私なんかが止めれるわけがない。誠二の、美緒さんへの思いを聞いたら絶対会わせてあげたいって思ったの。美緒さんなら、誠二は変わるんじゃないかって……」
「あの二人の強い絆なら……か。」
「誠二が医師にALSって言われたとき何て言ったと思う?」
「……美緒に会いたいとか?」
「これで苦しまなくて済むって言ったわ。今まで誠二はずっと生き地獄だったの。人生で愛した二人の女性は誠一さんの妻で、ずっとずっと苦しかった。だから美緒さんにも自分を諦めてもらおうと……会ったら無理なくせに。」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


