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どうか、私を愛してください。
第4章 優しくしないで……
意識は朦朧としていたがこの女が何をしているかわわかっていた。
俺だってまさか熱でうまく口が閉まらなくて
いつも口にしているペットボトルが飲めないなんて思いもしなかった。



キス以上のことはたくさんしているけど
それは子供のため、兄さんのためで
別に俺に対しての感情は一切ない。



だから別に俺が熱でうなされているからといって
何をする必要もない。
放っておけばいいのに、俺なんて。



俺は今までいつだって一人だったんだから。



だから次の瞬間俺の口に何かをいれてペットボトルの水を口に含んで
俺に飲ませてきた時は驚いた。


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