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第2回 官能小説コンテスト 選考会のようす
第2回 最終選考会のようす
３月某日、前回のコンテストの審査員に新たに日本SM協会理事長の山咲美香先生を加えた8名が集まり、最終選考会が行われました。
おかげさまで今回も個性あふれる官能作品が多く集まりました！
各審査員の先生方も良いと推す作品が割れ、白熱した議論が飛び交いました。
それぞれの作品の良い所、ダメな所をあげていき、話し合いに話し合いを重ね、最終的には審査員全員が納得した結果を出すことができました。
今回ノミネートに残った作品は10作品。今回は前回の応募を大きく上回る応募数で、ノミネートに残ることも狭き門となりました。
ノミネートに残す作品を絞ることもなかなか難しく、どれを残すか、どれを落とすかで頭を抱えました。
作品の選定に難航したことで、より細かい部分に目が行き、些細な欠点でノミネートを逃してしまった作品も数多くありました。
全体的に言えることは、読む人のことを考え、丁寧に書き上げた作品はやはり高く評価されるということです。
最後まで気を抜かず、正式エントリーする前に、いま一度丁寧に読み返すことも必要だと思います。
とはいえ、今回の応募作品は前回と比べると格段にクオリティが高いという印象でした。
ノミネートには至らなかった作品の中にも、あと一歩と言った素晴らしい作品がたくさんありました。
受賞・ノミネート作品において、辛口のコメントが多めなのも、全体的なクオリティがあがったからだと思います。良い作品だからこそダメなところを厳しく指摘する……審査員方からの愛のムチです。厳しい指摘があったとしても、そこは落ち込まず、言われたことを改善すると、さらにぐっと良い物が仕上がっていくのではないでしょうか。
ノミネート作品の中でも票が大きく割れたこともあり、惜しくも受賞ならずとなった作品もありました。
受賞かノミネートのままか、本当に僅差でした。あの応募数の中でノミネートまで残っている作品はやはり優秀な作品なのです。
参加されたすべての作者様の、作品作りに対する熱意に感服しております。
そしてご参加いただいた作者様はもちろん、その作者を影で支え応援し続けたファンの方々にも深く御礼申し上げます。本当にお疲れ様でした。
また第三回も開催予定ですので、またのご応募をお待ちしております。
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