この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
先生!
第1章 憂鬱な朝
うるさい目覚ましの音で目が覚める。

『金曜日が来ちゃった…』

私は中山綾。
大学生三年生で教師を目指してる。
採用試験の面接で話すネタ作りに、毎週金曜日に小学校にボランティアにいっている。

担当クラスは六年生。
週に1日、午前中しかいないから、私に懐いてる子は2、3人くらい。

しかもこのクラスは内部学級崩壊してる。女の子特有の陰湿ないじめが横行している。

そんなことに気付かない担任もどうかと思うけど…

来たばっかりの頃は、馴染もうと自分なりにいろいろ努力した。

でも先生たちも当たり障りなく過ごしてれば、特に何も言ってこないし、私が何か言っても最終的には「忙しい」で片付けられる。

子供たちも先生と仲良くなろうものなら
「しゃしゃってる」
「いい子ぶってる」
などと何かの理由にかこつけていじめの標的にされてしまうのだ。

だから私に懐かないのもわからなくない。

はぁ…こんなはずじゃなかったんだけどなー

何か動きだすのも面倒だから、私は三月末の活動期限まで、平穏に過ごそうと心に決めたのだ。

自分を押し殺して過ごす金曜日。
憂鬱にならない方がおかしいと思ってしまう。

とりあえず、寝巻きからスーツに着替え、鏡の前で愛想笑いの練習をしてから家を出る。
/7ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ