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先生!
第3章 過去の夢
…………………………

夕飯を食べ終え、ソファーでくつろぐ和樹の腕に、顔をすりすりする。

「今日はどうしてほしいの?」
『にゃんにゃん♪』

注:私は典型的なツンデレで、急にスイッチが切り替わるのだ(笑)

「にゃんにゃんだけじゃわかんないなぁ。」

和樹は意地悪そうに笑っている。

『にゃぁ~♪ペロッ』

私は和樹の口元をペロペロ舐める。少しだけさっきまで飲んでいたレモン酎ハイの味がする。

「今日は舐めて欲しいの?♪」

『にゃあ~♪』

そう返事すると、今まで肩に寄りかかっていた私の体を、自分の膝の上にのせ、向かい合うような体勢になる。

最初は和樹もペロペロと口元を舐めてくる。何だかくすぐったくて、ちょっと口が開いた隙を逃さず、和樹の舌が入ってくる。

最初は先端、徐々に奥へ侵入し、口の中が和樹のだ液で満たされる。

ちょっと強引なそのキスが、なんだか襲われているようで興奮してくる。

『はぁ…あん…ぁ』

まだキスだけなのに、いやらしい声が出てしまう。

「今度は俺にもやってくれ」

そう耳元で囁かれ、キスをする。和樹が舌を出す。それを私がまるであそこをしごくように、口でしごくのだ。

最初はもったいぶって舌先でチロチロ舐めていたら、
「いたずら猫だなぁ」
と言って、また舌を強引に入れてくる。
『ん…!』
ちょっと強引なこのキスがしてほしくて、ワザとじらしていたのだ。


私が和樹の舌をしごき始めると、和樹の右手は私の胸に伸びてくる。

大きなゴツゴツした手なのに、優しく包むようにもみ始める。

時々先端に手が触れると、服の上からでも反応してしまい、腰がクネっとしてしまう。

でもその腰の動きも和樹の手で、優しく、それでいてしっかり支えられている。
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