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あの子のとりこ
第4章 同居人




「ねぇエリカは彼氏いたよね?」


昼休み、パンを口に含みながらナナミが聞いた。

「ん〜中学の頃からね。」

「告白されて付き合ったの??」

「そうだよ、ナナミも知ってるじゃん」

頬を赤らめながら、妙に力がこもった物言いにエリカはニヤリと笑う。

「珍しいね、その手の話に興味持つなんて」


中学校の頃からガリ勉のナナミにとって、恋バナは雲の上の話だ。
男子からの告白はあったものの、興味がなければ見向きもしない。


「あのぉ…実は…」

「何々?俺も興味深々!」

「榎本先生?!」


話に割り込んで来たのは保健教諭の榎本だった。


「榎本先生〜盗み聞きですか?」

「いや〜屋上で隠れてタバコ吸ってたら、偶然聞こえてきちゃって。俺、恋愛の達人よ〜、ほらほら〜話してみ」

満面の笑みに引き下がる素振りがない。
ナナミとエリカは顔を見合わせた。



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