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あの子のとりこ
第1章 幼馴染
学校はボロアパートから徒歩15分のところにあり、近所には商店街がある。

住むところさえ少し我慢すれば、生活するにはそこまで支障はないとナナミは思っていた。




「にしても、あのボロアパート大丈夫?」
机の脇にカバンをかけながらエリカが心配そうに聞いてきた。


ナナミにとってエリカは中学から唯一、気の置ける親友。ナナミの両親がいない事、施設育ちと言う事情も口が堅いエリカにしか教えてなかった。


「まあ、お風呂無しは痛いけど、近くに銭湯あるし…学校には比較的近いし!心配ないない!!」


「あのねぇ、自覚ないかもしれないけど!アンタ周りから誰が見ても可愛いんだよ。あんな壁も薄くて怪しいとこで一人暮らしなんて、危ないよ。やっぱ家に…」


「大丈夫だって!エリカ心配し過ぎ!」

気にしてないオーラを出しながら、ニコニコとナナミは笑顔で答えた。

(エリカにまで心配かけられない…)


ナナミはイスに座りながらエリカをなだめていると、チャイムと共にざわざわ騒がしかった教室が急に静かになった。
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