この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater1.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あの子のとりこ
第4章 同居人
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
恭一side
「ヒィッ!」
「…昨日はわざわざセッティングして頂いたようで…」
僕はイライラのあまり昨日ほとんど寝れず、教頭よりも先に学校へ来ていた。
昨日の件について問いただす為に。
「す、すみません!白鳥理事に娘さんがどうしてもと泣きついたらしく…こちらも渋々…」
他校の進学校教諭の「情報交換会」と称した飲み会と言う話で参加…
の、はずが教頭にまんまとはめられた。
以前見合いを断わった、白鳥女学園の理事長の娘と2人きりで食事が出来るようにセッティングされていたのだ。
「渋々?丁重に見合いの件もお断りしましたよね!」
「ヒィィー!」
ーーーーーーーーーーー
午前の授業を終え、しばらく生徒指導にこもる事にした。
イライラと眠気で頭が働かない。
「ふー…」
ナナミは昨日の事…どう思ってるんだろう。
そんな事を考えながらうとうとしてきた……
「…ちゃん、恭ちゃん!」
「……ん、ナナミ?」
いつの間に来たのか、そこにはナナミが向かいの椅子へ座ってこちらを見ている
「今朝もごはん食べてかなかったから、あの…お弁当作ってきたんだけど…」
恥ずかしそうに弁当箱を机の上に置いた。
そんな顔を見るだけで、胸が高鳴る。
「いただきます」
食べる姿を見ながら、ナナミはニコニコしている。
あんまり見つめられるのはちょっと恥ずかしい。
いつの間にかイライラは消えていた。
「そうだ、今度一緒に出かけないか?」
「えっ…」
「ヒィッ!」
「…昨日はわざわざセッティングして頂いたようで…」
僕はイライラのあまり昨日ほとんど寝れず、教頭よりも先に学校へ来ていた。
昨日の件について問いただす為に。
「す、すみません!白鳥理事に娘さんがどうしてもと泣きついたらしく…こちらも渋々…」
他校の進学校教諭の「情報交換会」と称した飲み会と言う話で参加…
の、はずが教頭にまんまとはめられた。
以前見合いを断わった、白鳥女学園の理事長の娘と2人きりで食事が出来るようにセッティングされていたのだ。
「渋々?丁重に見合いの件もお断りしましたよね!」
「ヒィィー!」
ーーーーーーーーーーー
午前の授業を終え、しばらく生徒指導にこもる事にした。
イライラと眠気で頭が働かない。
「ふー…」
ナナミは昨日の事…どう思ってるんだろう。
そんな事を考えながらうとうとしてきた……
「…ちゃん、恭ちゃん!」
「……ん、ナナミ?」
いつの間に来たのか、そこにはナナミが向かいの椅子へ座ってこちらを見ている
「今朝もごはん食べてかなかったから、あの…お弁当作ってきたんだけど…」
恥ずかしそうに弁当箱を机の上に置いた。
そんな顔を見るだけで、胸が高鳴る。
「いただきます」
食べる姿を見ながら、ナナミはニコニコしている。
あんまり見つめられるのはちょっと恥ずかしい。
いつの間にかイライラは消えていた。
「そうだ、今度一緒に出かけないか?」
「えっ…」
![](/image/skin/separater1.gif)
![](/image/skin/separater1.gif)