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あの子のとりこ
第1章 幼馴染
「んん…!」


いきなり何が起こってるのか、頭が真っ白になった。

クチュ…クチュ…
口の中では恭一の舌がナナミの中を確かめるかの様に何度も侵入する。


「んふぅ…!」
しばらくバタつかせてた足が脳内への甘い快感に負け大人しくなっていく。


「…気持ちいいの?」

どれくらい時間が経ったのか、室内はナナミの小さく喘ぐ声と舌が混ざり合う音が響いている。

恭一はナナミから唇を離した。

「はぁ…はぁ…恭ちゃん、なんでこんな事…」


頬が熱をもって火照る。唇は唾液がグロスの様に光を纏っている。


ジッと見つめられる恥ずかしさに目を硬く閉じ、身体をよじる姿を見て恭一は思わず抱きしめた。



「ごめん、あまりにも可愛いくなってて」


ドキッ…
幼馴染の驚くほどの変化に戸惑うばかりだ。怖いと恐れられていたあの先生が大好きだったあのお兄ちゃんとは…



「どうして施設を出たの?高校卒業するまではあそこで暮らす決まりだろ?」
「なんで1人暮らしなんか…」


顔をあげた恭一と目があい、恥ずかしさで目を逸らした。


「………」

黙り込んだナナミのブラウスをたくし上げ、白いブラジャーが露わになる。
「あっ!」


幼い頃とは明らかに違う。ブラウス越しにはわかりにくいが、高校生に似合わず豊満な胸がそこにはあった。

堪らずいきなり舌がブラジャーの上から舐め上げる。
「いやっ…!」


長い指先でやさしく胸を揉みあげながら、胸への愛撫を繰り返す。

ブラジャーを少しずつずらしながら、プクッとピンク色の乳首を舐められると、身体中に甘い痺れが駆け巡った。


「ッ…あん…!」


「はぁ…話してくれないの?あんなに素直だったのに」


ザラリとした舌がさらに乳首を舐めあげる。唾液を纏った舌が胸をチロチロと這うたびに、ただならぬ快感が全身を強張らせていく。

ナナミは朦朧としながら、今何が起こってるいるのかも判断出来ずにいた。

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