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ご主人様=ドSせんせい
第50章 勇気☆逃げない二人
「あの部屋はな…。」
その先を言うのをためらうように星夜さんは、深くため息をついた。
潤んだ瞳で私を見つめる星夜さん。
言いたくない理由がきっとあるんだ。
でも、ちゃんと聞かなくちゃ。
「星夜さん…お願い教えて。あの部屋に何があるの?」
「あの部屋は…親父の趣味の部屋だ。」
「趣味…?」
「そうだ。あの部屋は…調教部屋だ。」
「えっ…?」
「あの部屋で親父は、女を調教してるんだよ。」
「……っ!!」
星夜さんの言葉に、私は何て言ったらいいのか、わからなかった。
あの部屋が調教部屋という事は…。
入っていったあのお客さん達は…。
琉亜さんは…。