この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ご主人様=ドSせんせい
第51章 絆☆試される愛
☆星夜side☆
「星夜、お前も暇だろうからな。相手を特別につけてやろう!」
愛音が他の男共に囲まれているのに、声もだせず動けずにいる俺に親父が近付いてきて、そう言った。
何を言ってるんだ?
「お前だって、あの女と同じだ。快楽を与えられたら、相手なんて誰でもいいはずだ。気持ち良くしてもらえ。あの女よりも、もっと男が気持ち良くなるように奉仕出来るよう調教してあるからな。」
ニヤリと笑う親父の顔に、ぶるっと寒気がした。
狂っている。
親父にとってこんな事は、日常茶飯事なのだろう。
だから、母さんも…。
こんな家に生まれたくなかった。
この親父が、俺の人生を過去も未来も狂わせていく。
親父を殺したいくらいの憎しみで睨み付ける。
もう、お前を親父なんて思いたくもない!