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ご主人様=ドSせんせい
第51章 絆☆試される愛
そんな俺の頭を親父が足で踏みつける。
「なんだ?その瞳は今からお前を気持ち良くさせてやろうと言ってるんだ。感謝して欲しいくらいだ。」
親父の足の下で声にならない声をあげて、俺は精一杯反抗する。
言いなりになんてなって、たまるか!
何とかして愛音を助けなくては!
ドサッ!!
グリグリと踏みつけられる俺の横に、何かが倒れこんできた。
ん?なんだ?
親父の足が離れ顔をあげると、そこにはボロボロになった琉亜が倒れていた。
何で琉亜をここに?
不思議がる俺とは逆に琉亜は、これから何が起こるのか分かっているようだった。
いつもの何か悪い事を考えている時の琉亜の顔がそこにあった。
やはり琉亜は、この状況を嫌がってなどいない。
むしろ楽しんでいるようにも見える表情だった。