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ご主人様=ドSせんせい
第52章 愛☆貴方のためなら
私の所へ榊原さんが近付いてくる。
「皆様、お楽しみなところ、すみません。本日はこの辺で終了で。
食事の方は先程の部屋でまたまだ続けてください。またのパーティーで、お会いしましょう。」
榊原さんがそう言うと、お客さん達は不服な顔をしながら、部屋を出ていった。
突然の状況を理解できずにいる私達に、榊原さんが笑った。
「さぁ、何でもすると言ったお前の言葉を実行してもらうぞ。先程のお客達に犯される方が楽だったかもしれんぞ。私は容赦しない。」
私の髪を掴み、顔を上に向かせそう言った。
一瞬解放されたのかと思ったけど、そんな事あるはずないよね。
榊原さんの冷たい瞳に、私は体が震えていた。
「今から俺は、お前の主人だ。命令を拒否する事は許されない。
お前がそれを守れたら、ここから帰してやろう。」
「もう、星夜さんと私を認めてください。そして、琉亜さんを普通の娘として育ててください!」
「私の調教に最後までついてこれたら、約束してやる。」
「わかりました。やります。」
私は榊原さんの言葉に頷いた。
大丈夫。
私は絶対たえられる。
星夜さんと琉亜さんの為にも、榊原さんを納得させる。