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ご主人様=ドSせんせい
第54章 帰還☆二人の時間
私を見つめる星夜さんの瞳は、潤んでキラキラしていた。
本当に綺麗。
吸い込まれてしまいそうな綺麗な瞳に私がうつっている。
髪も顔も汚れた私の姿に急に恥ずかしさがわいてきた。
こんな姿で星夜さんといるなんて…。
星夜さんも、服はビリビリで肌が見えている。
あんな事があったばかりなのに、星夜さんのその姿に欲情している自分がいた。
私ってば、何をドキドキしてるの。
さっきまであんな酷い目にあってたのに。
あんな姿を星夜さんに見られていたのに。
そんな自分の心の中を読まれてしまいそうで、私は思わず星夜さんから瞳をそらした。