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ご主人様=ドSせんせい
第54章 帰還☆二人の時間

瞳をそらした私の頬を星夜さんの両手が挟みこむと、グイッともとの位置に戻された。

そのまままた、星夜さんと見つめあう。


「愛音…お前の顔をよく見せて…。瞳をそらさないで、俺を見て。」

「……っ。」


星夜さんの瞳が閉じて、その綺麗な顔が私に近付く。

サラッと流れる星夜さんの前髪が触れると、星夜さんの唇と私の唇が優しく重なった。

少し冷たい星夜さんの唇。

優しく重なった唇が、ゆっくりと離れていく。

もう終わり…?

もっとしていたいのに…。

残念そうに星夜さんを見つめると、星夜さんが自分の額を私の額に、コツンとくっつける。


「そんな顔するなよ。我慢出来なくなる…。」

「星夜さん…。」

「こんな所でお前を抱きたくないから。ちょっと待って。」


星夜さんが、そう言って私の髪をクシャクシャとして、微笑んだ。


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