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ご主人様=ドSせんせい
第54章 帰還☆二人の時間
「その格好めっちゃエロイな。」
「いやっ…星夜さんのエッチ…。」
「俺がエロイのは、今更始まった事じゃない。知ってるだろ?」
「意地悪…っ。」
「意地悪も昔から。でも…」
そう言った星夜さんが、私を見るんだけど、急に真面目な顔をしている。
なになに?
さっきまでは、あんなにふざけてたのに、急に真面目な顔するなんてずるいよ…。
「そんな意地悪な俺が好きなんだろ?」
…………っ!!!
もうもう反則です。
そんな風に言われたら、否定なんて出来ないじゃん。
恥ずかしくてコクッと頷いた私に、星夜さんは満足したようで、いきなり私を抱き上げると
「さぁ、帰りますか。俺の可愛い子猫ちゃん。」
と、頬にチュッとキスをした。