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秘めた想い同士
第9章 夏休み
今、私と由紀の二人は互いに相手の下着を着けている。

二人は互いのパンツに付いた相手のお汁を…
私はおちんちんで…
由紀はあそこで感じ合っていた。

ブラもそうだ。

相手の温もりを感じ合っていた。

きっと、私と由紀だけの二人きりであればこのまま激しいエッチが始まったのだろうが、先輩はそれを許さなかった。

「二人ともエッチしたい?」

「はい」

「…はい」
遅れて返事をする由紀。

でも、きっと由紀はもうすでにスイッチが入っちゃってるに違いない。

「だーめ!まだお預けよ。我慢しなさい」

「えー」
やはり思わず声を出したのは由紀だった。
すごく悲しそうな顔をしている。

「じゃあ、二人とも相手の服を着なさい」

由紀は先ほどまで私が着ていたワンピースを

そして、私は由紀の着ていたTシャツとスカートを着た。

私が着ていたワンピースはさほど着てから時間が経っていないので、由紀はあまり下着ほど私を感じる事が出来ないだろう。

あれ?でも由紀は気持ち良さそうだ。

それに比べると私が着た由紀のTシャツとスカート、とりわけTシャツは由紀の匂いそのものだ。
由紀の匂いが内側では下着が、そして外側はTシャツが、私の全てを包みこんでいる。

「あら、二人とも気持ち良さそうな顔をして。さっきよりパンツ濡れてるんじゃない?
二人のお汁が混ざっちゃうなんてイヤらしいのね。二人とも」

「いやぁ。恥ずかしい」

「恥ずかしい」

「由紀ちゃん。聞いた?今のみおの声。みおはもう男の子じゃないのよ。女の子なのよ。もしかしたら、由紀ちゃんになってるかもしれないね」

「え?」
由紀は“はっ”とした顔で私を見た。

確かに先輩の言う通りだ。
私は由紀になっていた。
身も心も由紀になっていた。
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